俺様王子と2℃の恋
 そればかりか、
 私にはおねーさんがいないからもしいるんだったらこんな感じだったのかな?
 と、そんなことを思った。

「じゃああやかちゃん、またね!」

「はい、おねーさんもお元気で!」

 すっかり意気投合した私たちを、樹は離れて見ていた。
 けど、私が歩き出すのと同時に近づいてくる。

「どうしたの?」

「いや、送るんだって」
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