イチジク
車で和希の家に行く


私は緊張してる


多分、和希も気づいていると思う。


私のそわそわした様子



落ち着かない様子が。


「着いたぞ」


「うん」


ついに来た。


ついに到着してしまったぞ


「早く来いよ」


「うん」


和希の部屋に入ったらシンプルだった


「突っ立ってねーでこっち来いよ」


こっちとゆうのはベッドで


ゴクリ…


聞こえるほど大きく唾を飲み込んだ。



「なぁ、梓 俺さ梓のこと好きだ」




ドキッ



私の心臓は大きく高鳴った



「これだけは信じろ この先も俺はお前の事が大好きだ」




「和希…」



涙がでてきた。


“信じろ”ってゆう言葉。


私はもう1度…。


「信じるよ」


「おう」

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