また、キミに逢えたなら。


細くて華奢だと思っていたけど、密着するとゴツゴツしてて、やっぱり男の子なんだなと思わされる。



長袖を着ているからわからなかったけど、腕にもわりと筋肉が付いてがっしりしていた。



温かいシロー君の体。


優しくて上品なその雰囲気にドキドキする。



「はい、そこ座って」



私の言葉に無言のまま座るシロー君。



素直に腰かけたことにホッとした私は、窓辺に立って夕焼け色に染まる夏の空を見上げた。



……綺麗。


今日はいい天気だったもんね。


外は炎天下だっただろうけど、ここにいるとそれを感じない。


< 108 / 418 >

この作品をシェア

pagetop