また、キミに逢えたなら。


は、恥ずかしい。


顔がゆでダコみたいに真っ赤なのが、鏡を見なくてもわかった。


うー。


先生にまで勘違いされちゃった。



なんだかドキドキして胸がいっぱいで。


夜ご飯を半分以上残してしまった。



それから消灯まで何もすることがなかった私は、デイルームに足を運んだ。



ここから見る夜景は本当に最高。



いつもと同じように窓に張り付いて眺めていた。



「莉乃」



背後から聞こえたその声に、鼓動がドクンと高鳴る。



名前を呼ばれただけなのに


それだけでこんなにも


胸に愛しさが溢れて来る。


< 148 / 418 >

この作品をシェア

pagetop