また、キミに逢えたなら。


「シロー君……」



短パンにいつもの長袖姿で、シロー君はそこに立っていた。



「……なんで?」



どうしてここに?



逢いたいと思っていたけど、今日は逢えないと思ってたから素直に嬉しい。



「夜景が見たくなって」



そう言いながら上品に微笑んで私の隣に立つシロー君。



そして窓の外を眺める。



夜景も綺麗だけど、シロー君のその横顔ももっと綺麗。



少し出っ張った喉仏。


綺麗なその輪郭。


端正な顔立ちにドキドキが止まらない。



その雰囲気に包まれるだけで、幸せな気持ちで満たされる。


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