赤い海
荷物を整理する。
っていってもそんなにないけど。
片付いたのがもう夜になっていた。
暇なので本を読んでた。
「あずちゃん!」バッと扉が開く
「はい!?」
「あぁごめんごめん!」笑う花梨さん。
「あずちゃん大変だったみたいね。兄ちゃんから話を聞いたって言っても少しだから安心して」
「あ、いえ大丈夫ですよ!」
「まだ15歳だよね、これからもっと辛いことがあるかもしれない。けど大丈夫!あたしがもうお姉ちゃんだから!」
と笑う花梨さん
「花梨さん・・・ありがとうございます・・・」
「・・・もう!お姉ちゃんでしょ!」と笑う花梨さん
「そうでした」と笑い合う
幸せをありがとう。
希望の光を見せてくれてありがとう。