隣の王子の裏の顔
「自己紹介も終わったし委員長でも決めるか。誰か立候補いねーかー。いないんなら勝手に決めんぞ。」
やりたがる人なんていないでしょ。
指名された人かわいそうに。
「んじゃ、勝手に決めっからなー」
先生のこの一言で一瞬にしてクラス中が俯く。
みんな指名されたくはないわよね。
「じゃあ、月島愛梨、月島雄輝なー」
月島かー。
なんかどっかで聞いたことあるような・・・・・
「はあ!?」
思わず立ち上がってしまった。
「ん、どうした委員長。」
「いや、どうしたじゃなくてどうして私なんですか?」
納得が出来ない私は尋ねる。
よりにもよって月島雄輝となんて。
「だってお前らこのクラス唯一苗字一緒だろ。しかも誕生日もゾロ目だし、好きなタイプもな。だから。」
そ、それだけ?
「あ、早速今日会議あるから放課後頼むなー」