地味子ちゃん改造!?～私と彼らのラブゲーム～

私達はご飯を食べて、私はお風呂に入り、ベッドに横になる。



綺麗に、ベッドメイキングされている。
ふわふわしているから、つい飛びはねたりしてみる。



気持ちいいー！
私の家のベッドよりも寝心地良さそう。



なーんて、先輩の存在をうっかり忘れてしまった私は先輩にクスクスと笑われているのに、やっと気づく。



｢…………子供｣



がーん…
少しショックだよ…



まあ、先輩にとっては年下だし妹みたいに見えるんだろうけど…



てか、なんでショック受けているんだろう？



｢優先輩は、笑いすぎです…｣



｢………だって面白いし｣



そんなきょとんとした表情をされても困ります。
なにが面白いのかよく分からないし…



――――もう、寝よう。



今日１日で、色々ありすぎてきっと疲れているんだ。


｢先輩、わっ私寝ます｣



私はガバッと布団をおもいっきりあげて乱暴にかけて中に入った。



大丈夫大丈夫…
隣に苦手な男の人がいても、落ち着いて寝れる！
寝れる、寝れる！



どっどきどき収まってください!!



｢……おやすみ、奈央｣



私が眠った頃に、優先輩がそう呟いて頭を撫でていたことは、知るよしもなかった。