好きとスキが重なった日
そう思いながらも私が冷蔵庫を開けると…

その中には…
水や炭酸飲料や果実系ジュースに混ざって、とある一冊の本が置いてあった。


その本のタイトルは・・・


″妄想シュミレーションができる本″


「これってまさか…」

悠真は驚きの表情を浮かべながらもその本を手に取ると、ペラペラと捲り始める。


「どうだった?」


悠真があまりにもポカーンと唖然していたから、気になって訊ねてみた。


「白紙だった…」


「白紙…?どういうこと!?」


「おい!篠塚どういうことだよ?」


悠真がトコトコと篠塚くんの元へ向かうと、強い力で胸ぐらを掴む。



「やっぱりそういうことですか」


「そういうことって何だよ?」


「彼女さんに聞いてみたらどうです?」


「はぁ!?美莉亜どういうことだ?」



私はすぐさま校長先生に言われたことを、詳しく悠真に説明した。


悠真は頷くと、すぐさま私に答えを出すよう要求してくる。
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