好きとスキが重なった日
「ねぇ悠真…
何で学年二番人気のことを教えてくれなかったの?」


「だって普段から眼鏡かけてるし…
それに、美莉亜以外の人に、俺の眼鏡外した姿を見られたくないんだよね

俺の眼鏡を外した姿を見ていいのは
俺の大切な人だけ!」



そう言った悠真は、再び私の唇にキスを落とした。

上半身裸になった悠真の筋肉質の肉体を見ると、思わず胸がドキッとする。



悠真の首から下げている光輝くネックレスが一瞬、 キランと金色に光った。




私が悠真だけのものになってしまう。








だけどこの時はまだ…
私は予想だにしていなかった。



この後
ある人のせいで巻き込まれるとは・・・






どんなに時が経過しても、過去は忘れられない。





忘れたくても忘れられない過去が、私達の行く手を立ち塞ぐ。
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