確信犯

❇~❇~❇



美濃部さんの、


あの無駄な空気を省いて。


聞いた話を頭で咀嚼する。






白澤有雅は15歳の時。


歳上の白澤印刷の女性秘書とデキて、子供が生まれた。


女性秘書は美濃部さんのお母様。


生まれた子供は、美濃部さん。






そのまま、白澤有雅は私の母である従姉の雅(ミヤビ)と愛し合う。


そして、海外へ逃げて。


匠が生まれて、私も生まれる。






それから白澤有雅は、日本に連れ戻されて、白澤本家の娘と政略結婚。


私の母との関係も、


美濃部さんのお母様とも続いた。






『無駄な子孫繁栄』


美濃部さんが発した言葉が頷ける。






隠し子、他にもいたんだ。


母は、知っていたんだろうか。


本当に…節操がなさすぎる。





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