私と上司の秘密
「…、あの~っ、準備してきても、
いいですか?」

私は、若干、遠慮ぎみに小声で、言った。


「ああ、待ってる。」


慌てて、部屋に戻る。


クローゼットを開け、着る服を探す。


少し悩んで、コーディネートを
あまり考えなくていいワンピースに決めた。


化粧も少し直し、髪もセットした。


ニットのカーディガンを羽織り、急いで玄関の鍵を閉め、また、課長の所へ、向かった。
< 108 / 299 >

この作品をシェア

pagetop