ルーム★シェア〜大嫌いなアイツと同居中〜
「指、痛くないか?」
あたしの顔のすぐそばに、大和の顔があるから……。
大和が何か話すたびに、あたしの耳に吐息がかかってくすぐったい……。
火傷した指は、水で徐々に冷えていくけれど。
反対に、あたしの胸はますます高鳴って、頬が段々と赤くなっていくのが分かる。
「とりあえず、このくらい冷やせば大丈夫だろ。あとは薬塗って……結菜?」
「えっ、あっ、はい!」
「さっきからずっと黙り込んで、どうした?それに結菜、顔真っ赤だぞ」
「えっ……!」