優雅に舞う天使と花(加筆修正版:更新中)
「……電話の相手…玲花さんですよね?」

恐る恐る尋ねる私に

「………あぁ、そうだ。」

優雅さんはこちらを見て頷くと、お茶を一口飲んだ。

「あの、今、彼氏さんがどうとか言ってましたけど、あの……玲花さんに彼氏さんがいるって事ですか?」

聞いていいかわからずに声が小さくなる私に

「あのな、舞花。
聞いても大丈夫だから、そんな自信のない声で喋るな。」

優雅さんはそう言って私の頭を撫でると

「そうだよ…野田には彼氏がいる。
本当は随分前からお互いに想いあってたのに、誤解しあって、すれ違ったりして、今まで素直になれなかったらしい。
それが、ついこの間想いが通じ合ったかと思ったら、すぐに彼氏からプロポーズされたらしい。」

「……えっ?
お付き合い始めたばかりで、玲花さん、もうプロポーズされたんですか?」

凄い、急展開に驚いた。

玲花さんの彼氏さん誰なんだろう?

玲花さんが長年片想いしていた人。

もしかして、優雅さんの知ってる人なのかな?

首を傾げた私に、優雅さんがクスリと笑った。
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