僕らの明日の話をしよう

むっとしてたら、光太が急にこっちを振り返るから、慌てて笑顔を作った。



「センパイ! 絶対来てね! あと、俺もそっち応援行くから!」



ぶんぶん手を振る光太に同じように手を振り返していると、富田さんがこっちを見た。


アイライナーで綺麗に縁取られた目が、呪いでも込められてそうなきつい視線を送ってきて。

ぞくりと、悪寒みたいなものが走る。


可愛い顔をしてる分、恐い顔にも迫力があって。

なんだか夢に出てきそうなくらいだ。


気をつけよう。

そう思った。


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