秘密の歌は俺へのエール
「何それ。」

「言った通りだけど?とにかく夏日みたいな女の子を友達にできて王子も光栄だね(笑」

「も、もう!七美!」


一人暮らしのアパートに着く。両親を幼少期になくし、おばあちゃんに中学生まで育ててもらってたけど、高校になって一人暮らしを選んだ。


「じゃあまた明日~」

「あいよ~」


鍵を開けスタスタと迷わずベッドにダイブし、紙を見ながら慎重にメアドを打ち込んで…登録完了っと♪
何だろ、この言い表せないようなわくわく感。


ーーーーーーーーーーーーー
dear.星都

今日はありがと。
全国制覇頑張れ!
あっでもそんなに軽いものじゃないよね(汗


from.夏日
ーーーーーーーーーーーーー


まだ部活かな?

~♪

早っ!


ーーーーーーーーーーーーー
dear.夏日

こっちこそ~
確かに軽いものじゃないけど、夏日が応援してくれるから勝てそう!
応援ありがとな。

from.星都

ーーーーーーーーーーーーー

< 9 / 27 >

この作品をシェア

pagetop