いつか君に
出会い
「やったー!また同じクラスだね♪」
もううれしすぎてピョンピョンはねまくっちゃう!!
周りなんて気にしない気にしない☆
「はいはい!同じになれてよかったね!
嬉しいけど、うるさいです(笑)」
この子は、山田真緒!
真緒はパッチリとした二重に165くらいある身長。真緒に似合うショートボブ。
もうほんと、可愛すぎて親友の私も恋しそうなくらい(笑)
真緒とは一年の時も同じで最後の最後で仲良くなれた友達!
今では一番の親友!
「あーあー。席離れたーーー涙」
私の周りには知らない子ばかりだなぁ…。
友達になれるかなぁー。
「そりゃ、まぁー、、、山田と佐藤じゃ離れるわ笑」
ふふっと笑った顔はやっぱり可愛い
真緒は何しても可愛いからなぁー。
「よーっし!!席すわれー! 今日から一年このクラスの担任になった小笠原だ!
一年間共に頑張ろう!!」
まぢかー。ごついなぁー。
でもまぁ良い先生そうだし、楽しくやってけそうかな♪
「それじゃー、5分間、周りの人と自己紹介をしあってくれ!
第一印象は重要だぞ~!」
その言葉を一斉に
周りはざわめき始めた
まずは…隣から…
「えっと…佐藤樹乃夏デス…よろしくお願いします…」
一応礼儀正しくやったつもり
「え、あ、清水です。まー、色々話そうぜ(笑)」
清水君は凄く優しくては面白くてはすぐに仲良くできた
そして、前の子も後ろの子も仲良くできた
でも、後ろの席の隣の男の子誰とも話したくなさそうでボーとしている…
話しかけなきゃ!
「あ、あの佐藤樹乃夏です!一年間よろしくねっ」
はっとビックリした顔でこっちを向いた
その顔はビックリするほど綺麗な顔をした男の子だった。
「うん。よろしく。樹乃」
急に顔が赤くなった///
どうしてだろ。清水君にも樹乃夏って呼ばれてるのに…
まいっか!
この時私にはどうしてこんなに熱くなったりドキドキするのかは、まだわからなかった…。