あまのじゃくな彼女【完】
急いでメールチェック終わらせて。
帰りにクリーニング屋寄る時間作って。
あー・・・足すーすーするー職場でスカート落ち着かない。
うだうだ考えながらぼーっと視線を漂わせていると、不意にシルバーフレームの視線とバチっとあった。
あ、やばい。話聞いてなかったのばれてる。
あわてて姿勢をただそうとすると、パクパクと係長が声に出さずにこちらに向かってつぶやいているのがわかった。
口元を読み取り理解すると、余計に視線が落ち着かなくなった。
思わず、気を付けの姿勢で手元にあった服をギュッと握った。
わざわざ言うことじゃないでしょうがっ・・・!!
“ス カ ー ト”
それだけ口パクでつぶやき右の口角を少しあげると、高遠係長はなに食わぬ顔で視線を課長へと戻した。