浮気亭主と借金地獄妻(短編)
考えながら冷蔵庫を開け、葉子は玉子を取り出した。

ふと見ると脱臭剤が切れている。

「あら、キムコがなくなってる」


(ヌオオオオーー!!! エ、M子だとぉぉ!?今、確に葉子の奴、M子って言ったぞ!!!やっぱり知ってたんだァ!しかも名前まで!いや、正確にはあだ名だ!何で知ってんだ!? でもちょっと待てよ。まだどこまで知ってるかは解からんぞ。もしかしたらまだ゙友達だ!゙と言いきれる範囲かも知れないぞぉ。フフフ…ヨシ、ここは少し探りを入れてみよう!)

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