隣の席のキミが好き
「どんなに太陽が光っても、キミの方が輝いてるよ」



隣の席の女を指差すと、手を頬にあて、目を見開き感動している。




ん。




やっぱ、他の女と同じ反応。




ただの天然か。











「そそそそっ、そんな。あたしなんて」




「名前、教えてよ」




「あたし……あっ……」



言いかけて口をつぐみ、目を泳がせている。



ん。







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