クールな海崎君


「誰?あれ?なんかタイプかもー」


僕は門を抜けた。
そしたらそんな声が聞こえてきた。



正直




とてもうざい。





クラスを確認する。


1年a組
海崎誠



そうか、やはりa組か。
ここの高校は頭の良い順にクラスが

決まる。


つまり僕は
いい。

当たり前だ。
だって、兄と約束したから。


破りたくない。
< 10 / 53 >

この作品をシェア

pagetop