°°ワガママの果て°°
高鳴った鼓動が隠しきれない。

こんなにも真剣に、改まって
”好き”と言われるのは半年ぶりで…
”まだ”と伝えてくれた事に
じんわりとココロが潤っていく。




「本当に?」


胸の中から少し顔を上げて問いかける。
わたし全部をギュッとしてくれていた悟くんの手が今度は顔を包んだ。




普段は照れ屋なくせに、
大事な事を言う時
必ず目を見てくれる。


だから今もジーっと見つめてくれている。

そしてずるいくらい甘い声で囁く。



「本当だよ」
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