先輩とアタシ

波乱の大会?!



テストもなんとか乗り越え、今日は、大会です!


場所は、うちの学校の近くの体育館。



ちゃんとユニフォームもあるし、物も持った。



『あ〜、なんか初めての大会緊張する‥!』


朝からドキドキする。


「あんたがでる訳じゃないんだから。」


尋佳が、ペシっとアタシの頭を叩いた。


アタシっていろんな人に頭叩かれたりするな‥‥。


叩きやすいのかな‥‥?


チビって損‥‥。



「そういえばさ!あの人‥‥優人さん!最近メールしてる?」


先生の車で移動中、尋佳が聞いてきた。



『あ、昨日メールきたよ。』


「えっ、まじ?!見せて♪」



『はい。』


昨日来たメールを尋佳に見せた。



【明日お互い頑張ろう!負けないぞ(^-^)明日大会終わったら、会いたいなっ!】



「会いたいだって!小夜は、なんて返したの?」


『え、そうですねって返した。』



携帯をポケットにしまった。



「モテる女は、良いねー(笑)。」



モテないってば‥‥


それにアタシが好きなのは大輔先輩だけだもん。



そんな話をしていると、会場に着いた。


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