先輩とアタシ

ジェラシー



あ‥‥


やっちゃった‥。


言い過ぎた‥?


怒鳴ってしまったことに後悔が生まれる。



「なんだよ。怒ってんの?」


面倒そうに頭をかきながら先輩が言った。



ハァー


と深いため息も聞こえる。



ついにアタシの怒りに火がついた。



『もういいです!帰る!』


「は?!」


先輩の言葉なんて無視して、走ってゲーセンを飛び出した。



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