黄昏の特等席
エメラルドが選んだ心理テストは好きな色を選ぶ心理テスト。
「色から始まり、色で終わるとしよう」
いろいろな色の宝石があり、どの色の宝石でペンダントを完成させるか、直感で答えるもの。
グレイスが直感で選んだ色は黒。
「ふむ・・・・・・」
「結果は何?」
「君が怖がりであることが結果として出ているな」
「あぁ・・・・・・」
正直、あまり知られたくないことだった。
仮に心理テストをしなくても、エメラルドには遅かれ早かれ、気づかれるだろう。
この心理テストは抱えている悩みを知ることができる。グレイスの場合、恐怖心が原因となっている。
「君にとって怖いものとは何か教えてくれないか?」
「また質問・・・・・・」
自分が質問に答えるばかりなので、エメラルドに答えてほしいことを伝えた。
「教えてよ」
「私はアクアと離れることが怖いな」
大袈裟なことを言うので、グレイスは呆れていた。
「次は君の番だよ」
「怖いものは・・・・・・」
しばらく考えて、グレイスが言ったものは世界から本がなくなることが怖いことを告げた。
質問が終わったので、グレイスが部屋に戻ろうとすると、エメラルドが呼び止める。
「色から始まり、色で終わるとしよう」
いろいろな色の宝石があり、どの色の宝石でペンダントを完成させるか、直感で答えるもの。
グレイスが直感で選んだ色は黒。
「ふむ・・・・・・」
「結果は何?」
「君が怖がりであることが結果として出ているな」
「あぁ・・・・・・」
正直、あまり知られたくないことだった。
仮に心理テストをしなくても、エメラルドには遅かれ早かれ、気づかれるだろう。
この心理テストは抱えている悩みを知ることができる。グレイスの場合、恐怖心が原因となっている。
「君にとって怖いものとは何か教えてくれないか?」
「また質問・・・・・・」
自分が質問に答えるばかりなので、エメラルドに答えてほしいことを伝えた。
「教えてよ」
「私はアクアと離れることが怖いな」
大袈裟なことを言うので、グレイスは呆れていた。
「次は君の番だよ」
「怖いものは・・・・・・」
しばらく考えて、グレイスが言ったものは世界から本がなくなることが怖いことを告げた。
質問が終わったので、グレイスが部屋に戻ろうとすると、エメラルドが呼び止める。