闇夜に輝く星
ガチャ……
「瑠愛?寝てるのか?」
私はただ眠かっただけ。って言いたかったけど。
そう返事をしないうちにお兄ちゃんが部屋に入ってきた。
「瑠愛。体温はかれ。具合悪いんだろ?」
私はお兄ちゃんから体温計を受け取りそれを脇にはさんだ。
その間もお兄ちゃんは脈をとったり聴診をしたりしていて、その時の顔は医者だなぁって思ったり……。
ピピッピピッ…
「瑠愛、何度だった?」
「37.5かな?ちょっと微熱?コホッ……」
「瑠愛、ほんと?もっとあるんじゃない?おまけに喘鳴きこえるし。いつ発作でたの?」
「……。」
こんな年になって言うのもなんだけど、私は病院がだいっきらい。
もし高熱があるってわかったり喘息の発作がおきたら絶対病院につれていかれる。
だから、騙そうとしたんだけど、お兄ちゃんには叶わない……。