縛り、縛られ-想うが故に-
「やっぱりそうなんですね。さっきから先輩のこと見てましたから。」
彼女はそう言って微笑んだ。
とても絵になる、可愛らしい笑顔だった。
が、どこか含みが在るような…嘲笑とも感じられそうな冷たさがあった。
そしてどういう訳か、私はその微笑みに全てを見透かされたような気がした。
冷たいイキモノが背中を這いずり回る様な悪寒、同時に胸のなかが濁った炎でたぎってくるような高揚感…
身体が、ナニかに支配され、蝕まれていく。
そしてその場で金縛りの如く立ち竦む。
(き、気持ちいい…)
一体何を考えているのか、全く自分でも解らなかった。
冷や汗をかき、動悸が治まらないまま我に返ると、彼女はまだ微笑みながら私を見つめていた。
「ごめんなさい、ちょっとたち眩んだみたい…。」
とっさに言い訳した。
何にたいしての言い訳だったのかは分からないけど、なんとなく知られたくない様な気がした。
「そう、ですか。随分と熱心に掃除されていましたもんね。」
彼女はまたあの不敵な笑みを浮かべる。
今度ははっきりと、虫けらを見下す様な、その虫けらを踏みにじって愉悦に浸る様な冷たい瞳。
私はその瞳に魅せられ、興奮していた。
「それじゃぁ先輩、私そろそろ帰りますね。先輩のお邪魔をしたくありませんし。」
「そ、そう…。それじゃあの、気を付けて。」
「はい。また来ますね。、千尋先輩。」
彼女はそう言って一礼すると、笑顔で帰っていった。
女の子らしい、素敵な笑顔で。
その場に残された私は、まだ収まらない身体の火照りを冷まそうとトイレに向かった。
その時、下着がしっとりと濡れている事に気が付き、急に恥ずかしさが込み上げてきた。
顔を洗いながらふと気になったことがあった。
彼女…なんで私の名前をしってたんだろ。
彼女はそう言って微笑んだ。
とても絵になる、可愛らしい笑顔だった。
が、どこか含みが在るような…嘲笑とも感じられそうな冷たさがあった。
そしてどういう訳か、私はその微笑みに全てを見透かされたような気がした。
冷たいイキモノが背中を這いずり回る様な悪寒、同時に胸のなかが濁った炎でたぎってくるような高揚感…
身体が、ナニかに支配され、蝕まれていく。
そしてその場で金縛りの如く立ち竦む。
(き、気持ちいい…)
一体何を考えているのか、全く自分でも解らなかった。
冷や汗をかき、動悸が治まらないまま我に返ると、彼女はまだ微笑みながら私を見つめていた。
「ごめんなさい、ちょっとたち眩んだみたい…。」
とっさに言い訳した。
何にたいしての言い訳だったのかは分からないけど、なんとなく知られたくない様な気がした。
「そう、ですか。随分と熱心に掃除されていましたもんね。」
彼女はまたあの不敵な笑みを浮かべる。
今度ははっきりと、虫けらを見下す様な、その虫けらを踏みにじって愉悦に浸る様な冷たい瞳。
私はその瞳に魅せられ、興奮していた。
「それじゃぁ先輩、私そろそろ帰りますね。先輩のお邪魔をしたくありませんし。」
「そ、そう…。それじゃあの、気を付けて。」
「はい。また来ますね。、千尋先輩。」
彼女はそう言って一礼すると、笑顔で帰っていった。
女の子らしい、素敵な笑顔で。
その場に残された私は、まだ収まらない身体の火照りを冷まそうとトイレに向かった。
その時、下着がしっとりと濡れている事に気が付き、急に恥ずかしさが込み上げてきた。
顔を洗いながらふと気になったことがあった。
彼女…なんで私の名前をしってたんだろ。