働くオタク働かないオタク
退屈な1〜4時間目が終わり昼休みだ
俺は部室にいた

裕『旬まだかな〜…』

パイプ椅子に座りながら旬や他の部員を待つ

ちなみに、俺が入ってる部活の名前はSOS団と言う
なんともふざけた名前だ
部員は男女合わして15人
意外とこの学校はオタクが多いようだ

『ん?田中1人か?』

今入ってきたのは部長の鈴木先輩である
鈴木先輩は俺をオタクにしてくれた人だ
少し小太りなのは秘密だ!

裕『あ。はい!教室に居ててもすることないですし…』

鈴木『そうか…あのデブのチャラ男…まだ学校を辞めてないみたいだな』

デブのチャラ男とは白石のことだ
白石が3股してるのは秘密だ!

旬『あ。部長〜!裕もいてるじゃん!』

裕『旬!結構早かったな!』

旬は男の俺から見ても分かるくらい男前だ!
昼休みには旬がオタクと分かってても追っかけをする女子が後を断たないぐらいだ
なんとも羨ましいことだ!

旬『今日は静かにしてくれたみたいだよ!』

鈴木『古泉!お前の追っかけから腐女子かオタクを見つけて我が部えスカウトしてくれんか!?』

旬『え〜!嫌ですよ!前に一回スカウトしたら部に入るかわりに付き合ってって言う子ばっかりだったんですよ!?』

部活では毎日のようにこのような会話が出ている

1章:始まり〜完〜
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