幼馴染と甘恋っ!♡





「唯、薬どこにある?」





苦しそうにソファにうずくまる唯は「…そこ…」と力なくそばの棚を指差した。




薬は食前のものが多いから、先に飲ませた方がいいかなとお粥作りを中断。




棚から風邪薬を取り出して、水をくむ。





「起き上がれる?」




ソファの横に跪いて唯の顔を覗くと、唯はぷるぷると小さく首を振った。





でも、飲んでもらわないと症状が悪化したら困るな。


明日も学校だし、それにひどくなってなんかあったら俺がどうしたらいいかわかんない。



「ちょっとだけ。ダメ?しんどい?」




そう聞くけど、唯は口を小さく開けて苦しそうに呼吸をしながらまた首を振った。



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