爽やか王子は悪魔のような人でした
「……よぉ。」
「う、うん。なんで荒木くんがここに?」
私がそう聞くと荒木くんはヤレヤレとため息をついた。
「国語のプリントをビリビリに破ってゴミ箱に捨てたらバレて呼び出された。
でも、俺を呼び出したこと忘れてるようだけどな。30分待たされてる。」
「そうなんだ、てか、なんでビリビリに破ったのよ。」
クスクス笑ってると荒木くんはポンポンと自分の椅子の横を叩いた。
「夏川、とりあえず座れよ。」
「うん、ありがと。」
なんでかわかんないけど荒木くんに恐怖心がない。