爽やか王子は悪魔のような人でした



夏川 結菜 side




「わ、このクラゲ小さいっ!」



クラゲに夢中になってると、



「結菜ちゃん。なんでここにいるのかな?」



うしろから怒りと殺気を含んだ七瀬君の声が聞こえた。



「な、七瀬君、あのね…違うの。
どうしてもクラゲが見たくて……」




「俺、待っててって言ったよね?動くなって。」




笑ってる。笑いながら言われるのが逆に怖い。だって目は笑ってないから。

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