...向日葵と真夏の片想い*
辺りは徐々に暑さを増していて、夏なんだということを実感させられる。
そして、誰もいない家の鍵をガチャンと開けて家に入る。
あの後結局愛夏には会えずじまいで強制的に帰されてしまった。
「あ、やべ……」
玄関に入ったところで学校に何もかも置いてきたことを思い出した。
カバンとかジャージとか全部。
時計を見るとそれでもまだ5時で普段なら部活をやっている時間だ。
「仕方ねえな……」
くるりと再びドアに向き直り外に出た。