ベランダから見える星
「ちょっと実!!
 ご飯食べながら寝ないって!」


「千香パジャマのまま!?」


もう嫌っ


拓海は朝補習とかでいないし…


それでも何とか皆を家の外に出すことができた。



「今日昼飯食いに行かねぇ?」


登校中,すっかり目覚めた実の提案に『奢ってくれるなら』と千香と返事をした。



「音緒割り勘な!
 じゃあ今日いつも通りな。」


「はいよ。
 じゃ行くから。」


音緒は欠伸しながら学校の門をくぐっていった。


千香に『頑張れ』と一言言って。


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