薬品と恋心
「ははっ!!だが…彼女は証を持っているのですか?」
「…何がいいたい」
ジーニアスはゲオルグを射抜くように睨みつけた。
ゲオルグはそれにたじろぐことなく、不遜な態度を崩さない。
「彼女の持ち物はすべて処分してしまいました。あるのは私が証にもらい受けた短剣のみ」
「何!?」
「…残念でしたね。ジェンティアナは貴方のものではなく、このぼくのものなんだよ!!」
勝った!!とばかりにゲオルグの高笑いが会場全体に響き渡った。