ママのあたしが恋をした。
「和登くん、あたし先お風呂入ってるね!」






香流とは違う。






香流は俺を先に風呂に入れる。






紗香は後から俺は入っていくのを期待してるんだろうけど。







そんなことするわけない。






俺はまだ…






気持ちを封じ切れてないんだ。






香流への気持ちをすっかり断ち切ることが出来たら紗香と向き合おう。







そんなことできんのかな。






なんて考える自分も弱い。







「和登くん遅いからあたしお風呂出ちゃった!」






「…ごめんな?」





ってそっとキスを落とす。




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