ママのあたしが恋をした。
「…和登くん!いきなり…どうしたの?」





顔を赤らめる紗香。






好きとかじゃない。






また香流への気持ちが溢れだしそうになったから。







ごめんな、紗香。







さっき香流がいた場所にはもう誰もいなかった。







「紗香。今日行っていい?」






紗香の家。






紗香の家は親の帰りが遅く誰もいない。






「当然!」






紗香の部屋は香水臭い。











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