お姫様はふたり
(真琴)


「あ、初めまして」


私は夢を見ているのだろうか?


何で彼がここにいるの?


「あ…!!」


声をあげた私を美音が不審そうに見てくる。


倒れそうになる。


「羽崎圭です。深見高校の2年です」


時間が止まったような感覚に陥った。


何でなの?


「あ、姉の阿久津真琴です」


「幼馴染みの佐田亮平」


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