青いブレスレット
家に着いたものの考えるのは和希さんのこと

父子家庭で育った私は大抵の家事をこなしていた
夜遅く帰ってくるお父さんは帰ってきてからも仕事のことをしている

髪を切っても新しい服を着てみても気付かないのも当たり前で
だからこそ会話も減ってしまっていた

そんな寂しさから
自分を傷つける行動もしたし夜に出歩くことも多かった

でも結局楽しいとも思わなかったし解決なんて何もない

でも亜弥と出会ってからは楽しく過ごせていた

ただ亜弥の体には消えない傷が多かった
それを隠さない亜弥だから不思議な子だと思った

ずっと気になってでもなんとなく声をかけずらい雰囲気
でも席替えで前後になってからよく話しかけてくれて
お互い何でも話せる唯一の親友になった

夜はいつも考え込んでしまう
和希さんを思い出しながら
いろいろ振り返っていた

明日はまた雑貨屋さんに行こうかなとかって考えながら
眠った
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