世界一遠距離恋愛
「まぁ着いて行くのは冗談だよ。恐らく絵里子にバレンタインデーのお返しがしたいんだろうけど…それをわざわざ屋上に呼び付ける意味が分からない!…絵里子、この学校の屋上、なかなか柵が低いの。落ちない様に…ね?」
「あたしの事そこまでバカだと思ってんの!?心配しなくても落ちないって!」
「絵里子だから心配なんじゃん!こんなに目の離せない子、なかなかいないじゃないっ!」
「あたしまさか同い年にこんなに子供扱いされるとは思わなかったよ…。」
「だって絵里子、実年齢が高校生なだけで他はぜーんぶ小学生なんだものっ♪」
「ひっど!…否定出来ないけどさ!」
花奏が笑いながらあたしをあやす様に頭を撫でて来た所で一限開始のチャイムが鳴った。
…それにしてもわざわざ屋上にあたしを呼ぶなんて。まさか教室に置いておけないくらいに大きなケーキでも置いてあるのかな!?
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