あなたに 愛と サヨナラを。
そっか。
彼も駅まで走るって言ってたもんね。

電車通学だったんだ…。


胸が
高鳴る。

彼はまだ
こちらには気づいていない。

手元の本に
神経を集中させているようだ。

どこに…住んでるんだろう…?

気付かれないように
同じ車両の違うドアの列に

そっと並んだ。
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