あなたに 愛と サヨナラを。
「ここ、中野さん家なの?」

彼が私の後ろを指差して言った。


「あっ…うん…。
!!あっ!羽山くんも!?
羽山くんももしかして、このマンション住んでるの!?」


思わず興奮して
声のボリュームがあがってしまった。


「うん。俺ん家ここの5階」


今度は天井の方を指差しながら

彼が言った。


「そっ…そうなんだ…!」


うそ!5階って…

ここの上の上の階じゃない!!


そんな近くに
彼が住んでたなんて…!!
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