あなたに 愛と サヨナラを。
まだおさまらない胸の動悸を沈めようと

とりあえずバスタオルで水分を軽く拭き取った。


あ…

彼の

匂い…。



バスタオルからは

いつも教室で

左隣から香ってくる
ほのかな石鹸のにおい。

清潔感のある
彼の香りが

惜しげもなく
放たれていた。
< 68 / 94 >

この作品をシェア

pagetop