あなたに 愛と サヨナラを。
薄いすりガラスの扉1枚隔てた所に

彼がいる…!


私の心臓は
激しく脈打ち出した。


すりガラスの向こう側に見える
うっすらした人影の動きで

彼が先ほど言ってた
部屋着を持ってきてくれたのだと分かった。


それでも心臓は鳴りやまない。


カチャ…


パタン



用事を済ますと

とっとと出て行ってしまった彼。
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