初恋は涙色に輝く…


少しでも早く冷静に戻ろうと、私は顔をブンブンと振った。


「……え?陽菜ちゃ……」

『あ!いました!』


私の変な行動に驚いていた和馬さんの言葉を遮って言う。


『あれです!今スパイクの練習してる髪の短い子分かりますか?』

「おー、分かる分かる!!あの子仲良いんだ?」

『はい!1番の友達なんですよ。大好きです!』


あれ?私、普通に話せてる!!

さっきの意味分かんない動悸は、たまたまだったんだね。


………そうだよ絶対。だよね?


これが、瑞穂が言ってた"胸キュン"なはずないもん。

絶対違うから。


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