FOREVER
「うっ…っ…さ…らっ…な…んで…よ!」





涙がまた溢れ出てくる。





沙羅に会いたいよ!





ずっと沙羅といたかったよ…





沙羅…





私は、沙羅の死を受け入れる自信がない。





でもね、沙羅のお願いなら叶ったよ。






私の子供の、長女の明かりと次女の花は陽菜ちゃんと仲良いのよ。




陽菜ちゃんのほうが年上で、ちゃんと面倒をみてくれるの。





その陽菜ちゃんの姿を見ると、沙羅を思い出してしまうの。






沙羅。




私たちはいつまでも、永遠に親友だよ。





決して沙羅のことは忘れない。



忘れられない。





桜sideEND
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