FOREVER
きっと、これがみんなで会う最後の時間だからかな。






何十年ぶりにみんなでお話をしただろうか。






みんなと話すのはすごく楽しくて、このままずっと話していたい。







それでも、私たちに残された時間はこくこくと迫っている。






「沙羅。今から私と恭介、沙羅と晄君でわかれようか。」





「うん。そうだね。」





「じゃーね。沙羅。本当に沙羅に出会えてよかった。」





「私もだよ!ずっと親友だからね!
これからも、永遠にね!」





「あたりたまえじゃん!!」





そういって手を振りあった。





徐々に遠くなっていく、恭介と桜。






これで本当にお別れなんだ。
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