氷と魔女《specialstory 完結》
……のが20分前



そして、今に至る。



今?それは…



なんか魔力が恐ろしいほど充満している部屋に全身入れた時!


うっわ、春美大丈夫かな⁉︎

やばいやばい!めまいしかけてるよ!


「………突然呼んですまないね」

理事長が口を開いた瞬間、魔力は全て消え去った。

……良かった。


「いえ。私たちから行こうとしてましたので」

「それはよかった」


理事長は軽く微笑んだ。

…理事長って、結構愛想いいんだよ。怖いけど。


でも。


隣にいる不満心バリバリ出してる校長先生だけは、どうにかして!
その不機嫌顔、なおして!



「……約束どおり、君たちの退学を認めよう」

「「ありがとうございます」」


心の中でのガッツポーズ。

結構すんなりいけて良かった。



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