氷と魔女《specialstory 完結》
「ここが僕達の寮のリビングみたいなものだよ」

リビング、か…

広すぎでしょ…相変わらずの豪華さで…



天井には小さめのシャンデリアがあるし。

高級そうな赤のソファと、茶色の木目の机がある。


長いソファが2つと小さな1人用ソファが1つ。

茶髪君は、長いソファに座った。


私は、1人用のソファ向かって行った。

近くなるにつれ、4人の顔が見えた。


1人は、茶髪君。
その隣には、黒髮で…メガネをかけてるけど、美形。これまたモテそうだ。
横にあるソファには、明るい茶髪の美少女。目鼻立ちがすっとしていて、モデル?って感じ。
そしてその隣には…
金髪君。私の前にやった生徒だ。
よく見ればこいつもむかつく程美形なんだけど。



なんでみんな、美男美女なの。

私が浮く気がしてならない。


1人用のソファへ腰掛ける。

すると茶髪君が


「これでみんな揃ったね!
まず、自己紹介しない?」

人懐っこいような笑顔で言い出した。


自己紹介…


え、やりたくない。
どうしよやりたくない。


















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