照らす光
それでもまだ口が動く。
「でも先輩が隣でいてくれるから、先輩がいるから死ぬところまで行けない。でもお前を見ると死にたくなる。嫌な記憶があるから」
頭で言うことを理解する前に口が勝手に動くから、何を言っているのか自分でもわからない。
「死ねないならお前を殺したいけど、お前を殺したところで記憶は消えない。だからさ………せめてその面を見せることをやめてくんねーかな。でないといつか刺すよ??本気で」
気づいたらコイツの胸ぐらを掴んでいた。
ビックリして怖くて、すぐに手を離した。