しょうたくんとプリズムちゃん
見たこともないプリズムちゃんを見て、
しょうたくんの心臓は
ドクドクッ、ドクドクッと
激しく波を打つのです。

そして、

優しい金色のプリズムちゃんは
温かいのか、冷たいのか、
確かめたくなったのです。

お陽様のドレスを纏うプリズムちゃんに
ゆっくり、ゆっくり、手を伸ばします。

ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ。

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